鳴鳩雑記

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霊と魂の違いを簡単に?

簡単に説明するのであれば…。
 
「霊は、あなたが内に秘めている、自覚していない、生命機能です」
 
「魂は、あなたの自意識です。自覚できているのは、その一部分です」
 
 
となるでせう。
 
 
ざっくりと解説すれば
 
霊は、神/霊に感応する器官です。残念なことに、これは生まれながらに、正常に機能していません。非常に微弱です。
 
⇒ これは聖書の冒頭にある創世記、そこに人が「死にながら死ぬ」という原因が書かれており、それは人の違反に起因しています。
 
 
魂は、思考、感情、意思の機能があると言われています。人は本来、霊と魂と体の存在です。その霊が機能していない分、人は魂を肥大化させて生きているので、年を重ね、世間を知るごとに、霊は圧迫されていきます。
 
⇒ 小さなお子さんは、魂が肥大化していないので、大人よりも霊が圧迫されていないので、大人からすると不思議なことを言ったり見たり聞いたりします。ただし、そこに影響しているモノ(霊)は、ほとんどの場合、神に敵対し、人を惑わして、破壊に導くモノです。
 
 
霊は、神を意識し、霊を認知します。
魂は、自己を意識し、他者を認知します。
体は、五感を認知します。
 
本来の人は、霊が神に感応し、霊が魂を機能させて神に応答し、魂が体を使役して神の意図を行う、という目的で、創造されています。
 
ですが、人は霊が機能不全になっているため、本来的な神との関りができません。そのため、神から受けるべき供給を受け取ることができなくなっており、その不足を補うべく魂を、高負荷、高回転で機能させ、それを常態としています。いわば魂の「肥大化」が、霊が機能していない人の、生存方法です。
 
⇒ 魂の機能を使うことは、本来は良いことです。ですが、それは霊の制御のもとで、機能するべきものです。
 
⇒ 聖書の価値基準からすると、霊の機能していない人は、動物的になっている状態、といえるでしょう。
 
 
霊に必要な処置は、新しく生まれること、です。
そのために、神ご自身が人となり、人として生き、十字架において人として死なれました。そして復活と昇天により、今は「いのちを与える霊」として、人の霊と一体化することで、人を新しく生まれさせてくださいます。その神ご自身が人となられたのが、イエス・キリストです。
 
⇒ 他に方法はありません。
いわゆる「霊感」の強い人や、スピリチュアル思想などは、機能不全の微弱な霊が、神に敵対するモノ(霊)の影響を受けて、それを魂でこねくり回している、という状態です。
 
 
魂に必要な処置は、思考の刷新、です。
イエス・キリストにより、霊が新しく生まれた人は、霊が機能しています。ですが、肥大化した魂の圧迫は、変わっていません。
聖書の言葉による思考の刷新により、肥大化した魂の健全化により、人は本来の在り方を取り戻します。
それは、自由、解放、平和、として自覚されます。
 
⇒ 魂の健全化は、各人の状況に応じて、神の差配で行われます。
わかりやすく例えると、内科の投薬的に時間を掛けて刷新される処置と、外科の手術的な処置が、適当になされます。
 
 
新約聖書は多くの箇所で、魂について、記述しています。
それは霊が新しくされた人の、魂の状態がその人の言動に、実生活に、その人生に、大きな影響をもたらすためです。
 
 
追記
 
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